Web業界の人にぜひオススメしたい2つの趣味

こんにちは。WebSig24/7 モデレーターのカネダヨシアキです。

先週は3連休でしたね。
天候にも恵まれ、行楽にお出かけになった方も多いのではないでしょうか?

普段、みなさんは休日はどのように過ごされていますか?
とかくPCにかじりつきになりがちなWeb業界人。せっかくの休日もネットサーフィンに明け暮れて、気がついたらもう夜なんて事もあるかもしれません。(たまになら良いかとかは思いますが。)

Web業界の方々は仕事と趣味の境界線が曖昧になりがちで、頭の切り替えがつかないという話もお聞きしたりします。

そこで今日は、仕事にも役立つ(かもしれない)おすすめの趣味についてお話したいと思います。

カメラの魅力

565.jpg 自分も実際、WebSigのイベント等でカメラマンとしてスタッフ参加する機会が多いです。みなさんの周りでもカメラを趣味にしている方は多いのではないでしょうか。 カメラの楽しさは、
  • 1.自分の観た景色や事柄をボタン1つで気軽に撮る事ができる
  • 2.伝えたい表現を意図的にコントロールできる
  • 3.すぐにみんなと共有できる

3については、撮った写真をすぐSNSにアップされてる方も多い事でしょう。
ですが、今回カメラを趣味としてオススメする理由は2の部分です。
ここをWebSigらしく、ちょっと深く考えてみましょう。

一味違う写真は『なにを、どう撮るか』を考えること

Webサイト制作に関わられてる方なら、サイト制作のテーマを考えるときに「このサイトは誰がみて、何のために使うのか」を思案された事があるかと思います。
カメラもそれに近しい視点を持つ事で、より『伝わる写真』を撮る事ができます。

パッと見て良い風景というのは巷にあるものの、漠然と撮ってみて、あとで見返してみたら「思ってたんと違う」なんて経験ありませんか?それは写真の中の『主題』が伝わっていないからです。
主題を選ぶという事は、ファインダーの中にある主題以外を取り除く作業が発生するという事。街中で見つけた綺麗な花の写真を撮りたいのなら、周りに映り込む電線や家、ブロック塀などなどノイズとなる要素は、差し引かなければなりません。

そこまで主題にしっかりとフォーカスをする事で必然的に画角が決まります。
そしてその主題をどう撮るかを次に考えます。
鮮やかに咲く花なら、コントラストを強めたり、ビビットな色彩が出やすい設定で撮るのも良いでしょう。梅雨時期の淡い花なら、少し暗めの設定で撮る事で、花が浮かびあがるように撮るのも良いかもしれません。

Webサイト制作(ディレクション)に必要な「何をどうする」の視点を養う上でカメラを趣味にする事は非常に有効だと個人的に思います。
一眼レフカメラでもiPhoneカメラでも機材は何でも構いません。結局それは道具に過ぎないですからね。
主題を絞り、最大限の効果を意図して狙う。その感覚を持つ事で写真もサイトもきっと、今までと一味違ったものになるでしょう。


理論と感覚のPDCAにはダーツがオススメ


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もう1つオススメしたいのは、ダーツです。
友人との飲み会で盛り上がって、ゲームついでにダーツしたなんて経験がある方もいるかと思いますが、ダーツを趣味として本格的に始めるのも良いかもしれません。

シンプルで深いダーツの理論

ダーツは、ご存知の通り、的に向かって矢を投げるだけのシンプルなゲームです。
ですがプロのダーツプレイヤーがいたり、イギリスではダーツだけのTVチャンネルがあるくらいメジャーなスポーツ(酒飲みながらだったりもしますが)。
ゲームで楽しんでポイポイ投げるなら良いのですが、ひとたび、狙ったところに正確に投げる!と思った瞬間、ダーツは、メンタルに左右されるスポーツに様変わりします。
「一定のリズムで、常に正確なリリースポイントで、適切な力加減で、力まずに、矢を放つ」という理屈を自分の感覚で体現する。1投する度に「今のは力んでたな」とか「腕が右にブレてたな」と常に自分自身での分析がかかせません。

仮説を立てて実践するサイクル。ん?これって。。

Webサイトの運営においてPDCA(Plan,Do,Check,Act)は重要なフレームワークです。
現状の課題から改善点を探り、仮説を立てて実践する。その小さいサイクルがダーツの中にはあります。
その大切さを自身で体感できるのが、Web業界の方にオススメするポイントです。

また、ダーツは1Rに3本、矢を投げられます。
最初からブル(中心)を狙うのも良いですが、いきなり狙うと力んでしまって、ブレてしまうのもの。
3回(本)を上手に使って、徐々に中心に合わせていく様に調整したり、理屈ばかりでは上手くならず、とにかく実践するのが大事。しかも、最後は感覚頼りなんてとこも、どこか現場寄りな感じがしますね(笑)。


「何か趣味を始めたいけど、どうしようか。」なんて考えてる方は、これら2つを候補にしてみてはいかがでしょうか。
カメラはお持ちのスマホですぐに始められますし、ダーツも初期費用は高くて5,000円くらいです。ゴルフなんかと比べたら全然始めやすいでしょう?

大切なのは、その趣味を通して自分の中に得たい『何か(テーマ)』がある事。そして、継続し、楽しむ事です。上手いか下手かは、結果であり、周りの相対的な評価にすぎません。
自分もまだまだ初心者レベルですが、仕事も趣味も、より楽しく、深く知る事で、新たな可能性が芽生えるのではと感じています。
カメラ仲間、ダーツ仲間は絶賛募集中です。ご興味ある方はカネダまでご一報を。

そんな感じでWebSigっぽく締めたところで、次にバトンをつなぎます。

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