デジタルサイネージとインターネット
モデレーターの吉澤です。
普段はサーバー環境などインフラ寄りのエンジニアをしております!
最近はデジタルサイネージのサーバーを作っています。
今回は自分の仕事と関連して、普段情報を取得しているインターネットが街角にあるデジタルサイネージでも活用されている事を紹介します。
ご存じの方も多いかと思いますが、デジタルサイネージは、画像・動画など様々なデジタルコンテンツを表示できます。街角の看板に限らず、たとえば、飲食店のメニューや案内板など、今までは看板やポスターなどの印刷物で表現していたものまで、デジタルコンテンツにできます。しかも、印刷物より低コスト、そして動的に人を引きつける魅力溢れる表現が実現できるのです。
このデジタルサイネージ、種類にもよりますが、実は皆さんが手がけたり見たりするWebサイトと同じ環境で動いています。
どういうことかというと、インターネットを利用することで1つ1つの専用端末に直接コンテンツを入力しなくとも、一カ所での入力から、複数の場所に設置してあるデジタルサイネージの端末にデジタルコンテンツが配信できます。
このデジタルコンテンツの配信には、配信内容の設定等をHTTP(Hypertext Transfer Protocol)/HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)やFTP(File Transfer Protocol)等を使って行えるのです。
こうしてみると、Webサイトの構築・運用と変わらないですね。(これ重要です!)
そう、Webサイトの構築のノウハウが実は色々な所で活用できるのです。
最近のデジタルサイネージでは、管理画面にCMS(Content Management System)を導入し、より細かな設定ができるものも登場してきました。設定によって、好きな画像や動画を配置し表示させたり、様々な順番で表示するコンテンツを変更させたり色々できるのです。
主な機能
・表示するコンテンツを配置したり・・・
・時間ごとに表示するコンテンツを選んだり・・・
・表示するコンテンツを日によって変更したり・・・
これって、ふだん見ているWebサイトでも同じことをやっていますよね。つまり、ブラウザ向けにWebコンテンツを作るのと同様にデジタルサイネージのコンテンツを作ることによって、インターネットの資源を有効活用しつつ、人を引きつける魅力的な広告が可能となります。学習コストがかからないという点からも、デジタルサイネージはこれからどんどん普及していくと思います。Webに関わる皆さんが活躍できるフィールドがさらに広がりますね!
以上、デジタルサイネージとインターネットでした。