インターネットに関係ありそうな映画と言えば

 みなさん、こんにちは。わたしは石丸という者です。
 WebSig24/7モデレーターによるリレーブログ、10回目となる今回はわたしが担当です。大して実のあることは書いていませんが、読んでもらえると嬉しいです。

 わたしはウェブサイトをつくっている会社に勤めてはいますが、用務員のおじさんみたいなポジションなもので、いまどきのウェブに関するテクノロジーやビジネスについて、それほど詳しいわけではありません。

「待てよ、それじゃWebSig24/7のブログになにを書くんだ?」と頭をひねってみたんですけれども、わたしは映画鑑賞が趣味なものですから、インターネットと映画というお題で適当なことを書きたいと思います。

 さて、「インターネットに関係ありそうな映画」と言ったら、皆さんはどんな作品を思い浮かべますか? 「"コンピューターネットワーク"に関係ありそうな映画」だと、『ウォー・ゲーム(1983・米)』や『スニーカーズ(1992・米)』あたりをはじめとしていくつも思いつくのですが、"インターネット"に絞ると意外とない気がします。

 WebSig24/7のウェブサイトに興味を持ってくれるような人だと、マーク・ザッカーバーグをはじめとするフェイスブック創設者たちを描いた『ソーシャル・ネットワーク(2010・米)』あたりをぱっと思い浮かべたりするのでしょうか?

 ちなみに、『ソーシャル・ネットワーク』でザッカーバーグ役を演じたのはジェシー・アイゼンバーグという俳優ですが、彼は『ゾンビランド(2009・米)』というコメディ映画に出演しており、わたしはこの映画が大好きです。"ゾンビものでコメディ"というジャンルでは『ショーン・オブ・ザ・デッド(2004・英)』や『ゾンビ革命 -フアン・オブ・ザ・デッド(2012・玖)』あたりが定番ですので、とりあえず鑑賞をおすすめします。

 失礼しました。つい脱線しました。

 話を戻して「インターネットに関係ありそうな映画」ですが、わたしの頭に思い浮かんだのは、ずばり『ザ・インターネット(1995・米)』という映画でした。安直すぎて恥ずかしいです。この映画は『スピード(1994・米)』や『あなたが寝てる間に...(1995・米)』で一気にスターダムにのし上がった頃のサンドラ・ブロックが主演をつとめているサスペンス・スリラーです。

 あらすじは、コンピューター関係の仕事をしている女性が、政府の機密データにアクセスできてしまう謎のフロッピーディスク(笑)を手に入れてしまったことをきっかけに、国家規模の巨大な陰謀に巻き込まれ、よく知らない人に命を狙われたり、個人情報を盗まれたり、警察につかまったり、とにかく色々とえらい目にあう、というものです。

 正直、「おもしろいと思うかどうかは人による」という感じの映画ではあります。ただ、1995年と言えばWindows 95が発売された年で、Windows 95は一般家庭でのインターネット利用が広まる契機となった製品です。この映画の製作はそれより少し前に行われたので劇中にWindows 95は出てきませんが、主人公がMacでNetscape NavigatorやEudoraを使って、黎明期にあったとも言えるインターネットを利用するシーンがあります。そのあたりに注目すると味わいが変わるかも知れません。

 なお、この映画は全22話のTVドラマ版も制作されており、日本国内では過去にテレビ朝日や三重テレビなどで放映されていたようです。さらに『ザ・インターネット2:美しき逃亡者(2005・米)』という続編もあるのですが、物語はつながっていませんし、主人公も別人です。インターネットが物語の重要な鍵というわけでもありません。何年か前、テレ東の午後のロードショーで放映しているのを観ました。感想はお察しください。

 ちなみに、映画版1作目とTVドラマ版にはロブ・コーワンというプロデューサーが参加しているのですが、彼が関わった映画に『クレイジーズ(2010・米)』という作品があります。これはゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督作品である『ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖(1973・米)』のリメイクであり、墜落した軍用機から流出した細菌兵器によって平穏だった田舎町の住民が次々と凶暴化してゆく! という内容です。おもしろいかどうかは別として、ゾンビ映画愛好家としてはそれぞれ鑑賞しておきたい作品ですね。

 すみません、また脱線してしまいました。

 気を取り直して「インターネットに関係ありそうな映画」の続きを、と言いたいところですが、むだに長くなってしまったので、ひとまず今回はこれで終わります。機会があれば続きを書きたいと思いますので、「わたしはこの映画を思い浮かべたよ!」というのがありましたら、ぜひ教えてください。

 最後まで読んでくださってありがとうございました。それではさようなら。

前へ

WebSig1日学校2013公式レポート電子書籍、Kindleストアにて販売開始!

次へ

使いやすいUIを追い続けてしまうと自己中になりやすい