今回のWebSig1日学校が温故知新なワケ

こんにちは、代表の和田です。

いよいよ10月6日(土)のWebSig1日学校まであと3日になりました。
開催直前ですが、今回のWebSig1日学校のキーワードが温故知新なワケとWebSig1日学校がなんでインターネット/Webから少々遠い内容もあつかうのかをお話ししたいと思います。

ちなみに、今回のキーワード「温故知新」はすべてのクラスで体現されていますが、一番特化したクラスは「生活・社会クラス」になっています。ビジネスクラス」すでに満席になってしまいましたが、ほかクラスはまだわずかながら残席があるようなので申し込みがまだの方はお早めにどうぞ。

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WebSig1日学校のはじまりとコンセプト
WebSig1日学校のコンセプトは、「TIPSではなく 長くつかえるモノの見方や考え方を学ぶ」です。

セミナータイトルから釣り記事まで、「明日からあなたの人生がかわる3つの法則」的なものが多いですよね。
キャッチコピーや人間心理の視点ではなるほどなぁと思いますが、ただでさえ自分の興味範囲を中心に情報接触する傾向が強くなってきちゃっている中、ほかと一緒なことがキライで、「早いか、深いか、答えのないものか」がいいよねといっちゃうWebSigのモデレーター陣は、世にないぼくらにしかできないなにかイベントをやりたいね、というところからWebSig1日学校がはじまりました。


温故知新
インターネット/Webの世界では、流れが速すぎて大変!とか勉強することが多すぎる!なんてよく耳にします。そういうとき、基礎が大事なんていうものですが、それを突き詰めるとつまるところ、モノの見方、考え方なのかと思います。そして、そして大事なのはやっぱり「人」だと思います。つかうのは人ですから。

人に注目したときに、価値観、時代の変わるところ、変わらないところを勉強してみるのは、たいせつなことなんじゃないかなとおもいます。そこで、今回、WebSig1日学校のコンセプトをより突き詰めてチャレンジしてみようという「温故知新」です。

わたしたちに起こっている変化も少し考えてみたいと思います。

社会価値観の変化
ここ数年、時代の変わり目だと感じている方は多いかなと思います。開校時にはちょっとデータもご紹介したいと思います。ただ、タマゴと鶏ですが、インターネット/Webが次の時代に牽引する重要な要素であるのは間違いないかと。

大量生産・大量消費・大量広告の崩壊 豊かな社会から幸せな社会へ」ってもう結構まえからよくいわれています。「豊か」は物質的なところである程度はかれましたけど、「幸せ」って多様なものなので測りにくいものです。ブータンのGNH(Gross National Happiness)などをはじめとし、世界中で国民の幸福度を測る新たな指標づくりがブームです。原発問題なども豊かと幸せのものさしが議論のポイントになっています。インターネット/Webはこの「豊かさ」から「幸せ」の価値観に進めた1つの立役者だからこそ、そのフィールドではたらく私たちが社会変化・価値観変化を敏感に捕らえて対応していく事は大切なことではないかぁとおもうのです。

インターネット/Webの変化
The Web is deadという記事を目にしたことはあるでしょうか。

Webの行方、インターネットの未来 - The Web Is Dead (前編) :ITpro

Webの行方、インターネットの未来 - The Web Is Dead (後編) :ITpro

2010年末の記事ですが、最近の有料メルマガの議論やFacebookを初めとした「閉じたインターネット」議論などにつながるものだと思っています。

私たちはすでに存在している世界に戻りつつある。私たちの関心は(比較的)短いあいだ、ウェブがもたらす変化に向いていたが、いまや音楽や映画のもたらす変化を追うようになった。長い旅も終わり、私たちは家に帰ろうとしているのかもしれない。

いままでのインターネット/Webはそのものの変化に興味が向いていて、既存ビジネスの置き換え、Webは作ることが目的の時代が確実にありました。でもそれが終わった後(一般化)はどこに向かうんでしょう。オープン、クローズ、セミクローズということが本質かはともかくとして、音楽や映画と表現されていることは、昨今のコンテンツマーケティング、インバウンドマーケティングがもてはやされる理由でもあると思います。
そして、これもつかうのもつくるのも人です。その興味関心は先の社会・価値観変化とも関係してきます。人が幸せにインターネット/Webをつかっているのはどんな姿なんでしょうか。このテーマは合同授業のグループワークで扱います。


授業構成
今回の「共通授業」「生活・社会クラス」「ものづくりクラス」「ビジネスクラス」はこういった変化と対応させたクラス構成になっています。
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概念的なところもあり、説明下手なのが悔やまれるのですが、昨年参加者の皆さんの声、終了報告ページも参考にしてみてください。
アンケートの感想まとめ(Googleスプレッドシート)
WebSig1日学校2011 終了報告・フォローアップページ

ほかでは聞けないユニークな内容と学校というシチュエーションを楽しんでください!
10月6日(土)にお会いできるのを楽しみにしてます!


■WebSig1日学校2012

日時
2012年10月6日(土) 10:00〜18:30(+懇親会〜21:00)
場所
デジタルハリウッド八王子制作スタジオ(Google Mapで表示

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