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モデレーターの馮です。こんにちは。
2013年6月29日（土）にWebSig会議 vol.33「感覚的アプローチからのスマホUIデザイン」を開催します。

今回のWebSig会議のテーマは「スマホUIのデザイン」です。

「デザインの力で、スマホアプリ・スマホサービスのユーザインターフェース（以下UI）を良くすること」についてみんなで考えます。

メインスピーカーに@fladdictこと深津貴之氏をお迎えし、iPhoneアプリのUIデザインのポイントについて自身の経験を元に押さえどころを解説していただきます。また、イベント後半では参加者全員によるグループワークを実施し、これからのiPhoneアプリUIデザインに求められる気づきを共有します。

会場は株式会社ミクシィさんのセミナールーム（東京・渋谷）です。

■広義のデザインからではなく、見た目のデザインの追求
今回のテーマを決めるにあたり、私たちモデレーター内の議論の中で、Webサイトに長くコミットしてきた人ほどスマートフォンのUIデザインは難しいのではないか？という仮説が立ちました。つまり、Webサイトの延長線上、自身の体験からスマホに接してしまいがちということです。優れたアプリは、決してPCで見るWebサイトのライト版ではないという現実との向き合い方をどう考えるのか。そこがこの会議の発端です。

そのうえで、過去のWebSig会議でも取り上げてきたように、広義のデザインとは、ユーザおよびユーザの目的や課題に対する答え・解決策・価値を提供することが目的である一方で、課題解決のアプローチが果たしてスマホUIに適しているのかどうかについても考えました。

そこで、今回は課題解決の部分とは異なるアプローチとして、実際に創り上げるスマホアプリやサービスのUIの品質をどこまで高められるか、UXやHCDのような課題解決アプローチではなく、「心地よさ」「楽しさ」などの感覚的なアプローチからスマホUIの品質を考えられないかについて踏み込みます。

そして「見た目の良さ」からたくさんのユーザを惹きつけ、人気アプリ・サービスを誕生させていくヒントを探し出すことにしました。

■1つの画面でも、多種多様な状態があるスマホの画面、そしてUI

• 明快かつ毎日使いたくなるビジュアルデザイン
• 「ぬるぬる感」などと言われるインタラクション時の動きのおもしろさ、心地よさ
• 通信回線が遅いときでもイライラさせない動作

たとえばこれらをすべて満たすデザインとは何か？スマホには、あの小さな画面の中にもさまざまな「状態（画面の遷移だけではなく、タップしてエキスパンドするメニューなどなど）」があります。そんなスマホだからこそ活かされるUIや表層デザインの力について――今回のWebSig会議では、それを本気で考え参加者自身の指針を見つけ出すことを目的としています。

■Cool＆Sexyという主観的価値観に対する、最高品質の探し方
また、たとえばCool、Sexyといったような見た目のイメージは人それぞれ感じ方、捉え方が異なる、主観的な価値観です。その価値観に対し、つねに高レベルな回答を出し続けているのがスーパークリエイターと呼ばれる方たちでしょう。彼ら・彼女らの力を借りる、属人的な力量に頼るというのもCool＆SexyなUIを実現する1つの手段です。
でも、残念ながら世の中はスーパーマンばかりではありません。そこで、今回はUIの向上を目的に、今自分たちが持っているスキルセットから、力を合わせてチームを組むことで少しでも上のレベルでのCool＆Sexyを実現する方法はないのか、感覚的なアプローチを、人と人との組み方、デザインワークフローで解決する方法についても取り上げます。

「UIの改善による成果をくそまじめに考えてみる」

たくさんの方のご参加をお待ちしております。

■メインスピーカーは@fladdictこと深津貴之氏で決定！
今回のメインスピーカーには、さまざまなiPhoneアプリ開発、豊富な実績を持つ@fladdictこと深津貴之氏をお迎えし、考え方の部分、実際の開発に必要な知識、それぞれについて自身の体験を元にお話いただきます。

深津さんのセッションでは、スマートフォンアプリ、とくにiPhoneアプリで重要といわれる手触りや体験のうち、「手触り」にフォーカスを当てお話いただきます。

この「手触り」というモノ、企画フェーズにおいても開発フェーズいおいても、チームで共有することは容易ではありません。ましてや勉強など、とっかかりを見つけることすら難しい。

この「手触り」や「美的センス」といった、エンジニアから遠ざけられているモノを、エンジニアの言葉に翻訳し、どのように扱っていけばいいのかをご自身の経験を元にお話いただき、参加者の皆さんと一緒に考えていければと思います。

■2ndセッションはGunosyアプリのUIデザインを担当したグッドパッチ 土屋尚史氏が登壇！
2ndセッションのスピーカーには、GunosyアプリのUIデザインを担当した株式会社グッドパッチ 代表取締役土屋尚史氏をお迎えし、「ハートに響くUIを生み出すためのデザインプロセス」と題して、お話いただきます。

• なぜ今UIが重要なのか
• GunosyのUIデザインの舞台裏
• グッドパッチがUIにフォーカスしている理由
• ハートに響くUIを作るためのグッドパッチのデザイン設計プロセス
• シリコンバレーのサービスのUI設計の意思決定プロセス（仮）

など、UIにこだわる理由と実践について、ここだけの話をしていただきます。

■今回の想定参加者

• 企画を実現するために、アプリやHTML5によるWebサービスを設計、実装する段階に関わる方
• PC Webサイト発想ではなく、スマートフォンを起点として発想をしたい方

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