WebSig分科会Web屋が集まるクラウドの夕べ「第1回Web屋にとってのWindows Azureとは?」報告レポート

モデレーターの馮です。こんにちは。

去る2012年11月7日,WebSig分科会「Web屋が集まるクラウドの夕べ」の第1回として「Web屋にとってのWindows Azureとは?」が開催されました。ここではその模様をお届けします。

■アカツキさんの素敵なセミナールームで

会場となったのは,ソーシャルゲームを開発しているアカツキさんのセミナールーム。代官山から徒歩5分ほどにあるビルの中に,森を思わせるような雰囲気で,交流を深めながらいろいろと吸収させてもらえそうな雰囲気を醸し出す,素敵なスペースでした。

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■Web屋が集まるクラウドの夕べとは?&クラウドを再学習

オープニングは,僕からこの分科会とクラウドの基本に関するプレゼンテーションを行いました。

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端的に言うと,Web制作者・Web関係者,いわゆるWeb屋が,

  • どれを使えばいいの?
  • クラウドを使えば問題ないの?

といった疑問を解消する場を提供することを目的としています。その第一弾として,今回はWindows Azureを取り上げました。

■日本マイクロソフトWindows Azureエバンジェリスト砂金氏が語ったここだけ話

続いて,メインセッションであるWindows Azureここだけ話について,日本マイクロソフトエバンジェリストの砂金信一郎氏から発表が行われました。

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Windows Azureの事例としては,mixiクリスマスのような大規模キャンペーンのイメージが強いですが,他にも,コミケのサイトをはじめ,身近なWebサイトでの利用が進んでいるとのこと。
他にも今年の夏に管理画面であるAzure Webサイトが大幅リニューアルされ,利便性が向上されたこと,また,WordPressをはじめ各種OSSの利用しやすくなったといったメリットが紹介されました。
一方で管理ツール上にはスケールさせる際の制限があることなど,利用シーンによってはまだ使いづらい点があることも正直に紹介され,参加者にとっては,Windows Azureを選ぶポイントを理解できる場となったのではないでしょうか。

■お酒を片手に,カジュアルなトークセッション

後半は,Automattic社にてハピネスエンジニアとして働く高野(マクラケン)直子氏がパネリストに加わり,お酒を片手に,参加者からの質問を受け付ける形のフリートークが行われました。

  • クラウドのイメージ
  • クラウドへの期待
  • レンタルサーバとの比較

などをテーマに,各人の考え,また,参加者からの意見や質問などが行われました。

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■次回は2013年に&今年最後のWebSig会議は12月1日に開催します!

WebSig分科会は,従来のWebSig会議と比べて少人数&限定されたトピックを扱うスタイルで開催します。この「Web屋が集まるクラウドの夕べ」では,クラウドを1つのテーマに,他のクラウドサービス,あるいは,クラウドを利用したアプリケーション政策のポイントなどを取り上げていく予定です。次回は2013年初頭開催で調整しています。
また,2012年最後のWebSigイベントとして,「第31回WebSig会議 創り手が意識すべきタブレット,ユーザが使い始めるタブレット」を開催します。ふるってご参加ください!

第31回WebSig会議

創り手が意識すべきタブレット,ユーザが使い始めるタブレット

日時2012年12月1日(土)13時開始場所ミクシィセミナールーム

▼イベントのお申し込みはこちらから▼
創り手が意識すべきタブレット,ユーザが使い始めるタブレット

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