6月25日(土)新プロジェクト「リアルWebSig塾」プレイベント開催
参加検討されている方からのフィードバックを受けて、内容をアップデートしました。
新しい内容はこちらのエントリーをご覧ください。
代表のインテリジェントネット(株)和田(@yoshihiro)です。
今年度は従来のWebSig会議のスタイルでといいながら、新プロジェクトのお知らせです(笑)
■リアルWebSig塾とは
リアルWebSig塾は、2010年10月25日に開催したWebSig1日学校の社会を担当して頂いた、橘川幸夫さんとの共同プロジェクトです。具体的には、橘川さんの座学が半分。もう半分は、座学を受け、橘川さんの指導を受けながら、参加者の皆さんと震災復興プロジェクトをプランニングし、実際に社会で使われるプロトタイプをつくる複数回開催する塾です。
■プレイベントを開催します。
6月25日に開催するイベントは、リアルWebSig塾本編のプレイベントです。本編で展開して頂く予定の、橘川さんによる、プランニング論、思考論、メディア論などの概要セミナーとセミナーを受けて、グループワークでどんな震災復興プロジェクトが良いかのアイデアフラッシュを実施します。
本編のリアルWebSig塾に参加検討される方はもちろん、まずは興味があるという方はプレイベントだけの参加も可能ですのでお気軽にご参加ください。
■タイトル
震災復興プロジェクトから考える21世紀の仕事
■日時
6月25日(土)14:00~18:30(予定)
終了後懇親会を予定しています。
■タイムテーブル(予定)
14:00~15:00:橘川さんによる座学(メディア本質論(予定))
15:15~16:45:グループワーク(震災復興プロジェクトのアイデアフラッシュ、橘川さん批評)
17:00~18:00:橘川さんによる座学(メディア状況論(予定))
18:00~18:30:今後の予定ほか
※イベント終了後に懇親会を予定しています。
■会場
千駄ヶ谷コモンズ(ワークショップ・スタジオ)
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-13-11 チャリ千駄ヶ谷 4F
http://commons.coco-on.jp/facility
GoogleMaps
■定員
50名
■参加費用
3,000円(予定)
■対象
○リアルWebSig塾開催趣旨(後述)に問題意識がある方。
○業種、業界、職種、スキルは問いません。(インターネット、Web業界の方に限りません)
※プレイベントのみの参加も可能です。
■お申し込み
http://websig247.shop-pro.jp/?pid=31967466
Facebookイベント(参加表明、コミュニケーション用にお使いください)
http://www.facebook.com/event.php?eid=215829768450665
プレイベント後のリアルWebSig塾について
■ゴール
具体的な震災復興プロジェクトを立ち上げ、プロトタイプを作成し、社会に出し、使われること。
いくつかのプロジェクトは橘川さんにも協力頂き、さまざまなNPO、企業とも協力し、運用されるものを目指します。
■裏テーマ
震災復興プロジェクトから考える21世紀の仕事
■進め方
現時点で、どういった方々に参加頂けるのか、人数がどれくらいなのか未定なため、プレイベント開催後に決定したいと思います。現時点では以下のような進め方を想定しています。
○前半部(3回程度を想定)
橘川さんによる、プランニング論、思考論、メディア論
○後半部(3~4回程度を想定)
チームを作り、参加メンバーでディスカッションしながら具体的なプロジェクトをプランニング、プロトタイプの制作
※交互に開催するかもしれません。また、プロトタイプは参加者だけで制作することが困難なものは、本編参加者以外からの協力者を募るなど、集まったメンバーの方々と協議して進め方を決定します。
■日時
7月(予定)から第2または第4土曜の午後に開催予定です。
■場所
東京都内
■参加費用
1回3,000円(予定)
■対象、参加について
○開催趣旨(後述)に関心がある方
○可能な限り各回参加可能な方
業種、業界、職種、スキルは問いません。(インターネット、Web業界の方にも限りません)
プレイベントを開催しますので興味がある方はなるべくご参加ください。
プレイベントのみの参加も可能です。
■プレイベントお申し込み
http://websig247.shop-pro.jp/?pid=31967466
Facebookイベント(参加表明、コミュニケーション用にお使いください)
http://www.facebook.com/event.php?eid=215829768450665
■開催趣旨
3.11以後、社会は大きく変わりました。21世紀を俯瞰してみたときに、20世紀的社会の最後の転換点として刻まれることになるでしょう。
20世紀は量の時代でした。大量生産、大量消費、そしてマーケティングはその消費する器を大きくすることに利用されてきました。効率が重視され、その結果、実体経済よりも効率が良い金融経済が優位とされました。
しかし、インターネット以後、その流れは変わりつつあります、若い世代の幸せの価値観は、物質的豊かさの欲求から自身が幸せと思うことへの欲求へ価値観が移り、リーマンショックではルールを作ってきた胴元であるアメリカにかげりが現れ、3.11では、原発を初めとする社会が20世紀に積み上げてきたものの意義
が、リアルに再考させられています。
今までのやり方とルールが間違っていたのではなく、人も社会も変わっていくという原則の中で、3.11は「リアル」に私たちがその変化に直面した瞬間です。
復興のためには、短期~中・長期で別な取り組みが必要です。短期的には、寄付を初めとした直接的取り組みが必要です。一方、中・長期的な「復興」では、単に元に戻すことではなく、この社会変化に対応した新しい取り組みが必要です。
中・長期的復興プロジェクトは、過去のしがらみを捨て、次の変化に対応する大きな転換点であり、誤解を恐れずにいうと、チャンスです。
リアルWebSig塾は、2010年10月25日に開催したWebSig1日学校の社会を担当して頂いた、橘川幸夫さんとの共同プロジェクトで、具体的に社会で使われるプロトタイプを立ち上げることを目標として進めます。
また、裏のテーマとして、「震災復興から考える21世紀の仕事」があります。この塾を通して立ち上げるプロジェクトは、震災復興プロジェクトでありながら、次の変化に伴う、新しい21世紀の仕事のプロトタイプでもあります。
そのため、本塾も従来の、「先生から教えてもらい知識を得る」というものではなく、「一緒に考え、プロトタイプを作り、社会に出す」というスタイルを取ります。
■プロトタイプテーマ案
本授業の中で、参加者による独自のプラニングをしていくことも検討していますが、基本的に以下の2つのどちらかを深掘りすることを考えています。
1:地方、地域のつながり
2:海外とのつながり
■テーマ案設定意図:2つの距離
インターネットは距離を短くしました。その1つが自分自身に近い人との距離、もう1つが世界との距離です。20世紀は東京的都市の平準化が進みました。今回の復興は地方、地域が新たな形で現れるはずです。
橘川さんが現在、具体的に進めているプロジェクト例では、地方の新聞のあり方を変えるプロジェクト。
たとえば、大阪へ疎開した人に対して、新聞代は一般の方からのドネーションで、全国紙ではない故郷の新聞を宅配出来るソリューションを新聞販売と検討しているそうです。そこでは電子出版やドネーションの仕組みなども活用されます。
海外とのつながりにおいては、具体例では外貨獲得があります。復興において経済を活性化するためには、日本だけの中で考えるのではなく、海外を視野に入れることが有効です。具体的には、既に影響が出ている観光でもいいかもしれませんし、日本人らしさ、サービス、コンテンツも視野にいれていきたいところです。
その他では、今回、海外からの義援金、支援金が多数集まりましたが、その多くは限られた窓口に向けられたものです。マイクロペイメントももちろんありますが、日本側での体制はまだまだ脆弱です。切り口は多数あります。
参加者の皆さんと一緒にテーマを設定していきたいと思います。
■座学を担当して頂く橘川さんプロフィール
橘川 幸夫
50年2月4日、東京生まれ。
'72年、渋谷陽一らと音楽投稿雑誌「ロッキングオン」創刊。'78年、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊。その後、さまざま なメディアを開発する。'83年、定性調査を定量的に処理する「気分調査法」を開発。商品開発、市場調査などのマーケティング調査活動を行う。
80年代後 半より草の根BBSを主催、ニフティの「FMEDIA」のシスオペを勤める。'96年、株式会社デジタルメディア研究所を創業。インターネット・メディア 開発、企業コンサルテーションなどを行う。'04年、小規模コンテンツ流通システムとしてのオンデマンド出版社「オンブック」を創業。'06年、文部科学 省の「新教育システム開発プログラム」に「ODECO」が採択され、開発・運用。'07年、「教育CSR会議」を立ち上げて、企業・社会と公立学校をつな ぐための回路作りを推進。
'08年、「インターネット時代の新体詩運動」として「深呼吸する言葉ネットワーク」を推進。原稿執筆、講演など多数。
Twitter:@metakit
■ご注意事項
上記は現時点での企画草案です。プレイベント開催後、参加して頂く皆さんが見え次第変更する予定です。